がん医療専門医養成コース
小児・AYA世代がんの集学的医療のための専門医育成コース

代表 ご挨拶

コース責任者:小児科学 教授 細井 創

小児・AYA世代のがんは、稀少であるからこそ、広く認知をされ、適切な初期診断と治療導入が行われるべき疾患です。その多彩な病態を理解し、適切に対応できる人材を育成するため、病態・診断・治療、生物統計学等の全科的実践的系統講義を行い、病態解明の基礎的研究または治療成績向上を目指す臨床研究を主導できる人材育成を目指します。また、外国人講師を招いての講義も行い、国際的な場でも活躍できる人材育成を行います。
全国でも有数の小児がん拠点病院である本学附属病院の特徴を活かし、小児・AYA世代のがん患者に対する全人的医療の実践的指導を行います。全身のあらゆる臓器・組織から発生し得る小児・AYA世代がんの臨床実習では、各診療科のがん専門医の指導を受けることができます。一例として、胚細胞腫瘍では、泌尿器科で先進医療の低侵襲手術(腹腔鏡下後腹膜リンパ節廓清術)等の技術を習得できる選択科目を設けることもできます。小児・AYA世代のがんにおいては、長期的予後の改善のみならず、放射線治療合併症(成長・内分泌障害)や妊孕能喪失などの長期的合併症の軽減が求められています。本学に建設中の陽子線治療センターや開設予定の生殖医療センターをフル活用し、他施設では経験できない、より高度で実践的な学び場を提供いたします。また、学生自らが参加する多職種キャンサーボードや医療従事者対象の研修会を定期的に開催し、多職種によるチーム医療の概念と実際を学ぶ事が可能です。

スタッフ紹介

小児科学教室 教授 細井 創
准教授 家原 知子
講師 今村 俊彦
講師 土屋 邦彦
学内講師 大曽根 眞也
助教 柳生 茂希
助教 宮地 充
助教 眞弓 あずさ
泌尿器科学教室 教授 浮村 理
准教授 沖原 宏治
講師 本郷 文弥

本プラン4年間スケジュール

  1. 系統講義は2年を目処に履修します(大学院1-2年)。小児がんのみならず、AYA世代に発生する成人がんも含め、幅広い腫瘍の知識を身につけることが可能です。
  2. がん薬物療法認定医取得を目指す場合は、1科2ヶ月で次の4科をローテートすることも可能です(大学院2年) 血液・腫瘍内科、消化器内科、乳腺外科、呼吸器内科
  3. 学位は、所属科の研究で取得します(大学院1-4年)
  4. キャンサーボードに参加し、小児・AYA世代がん医療に必要な集学的治療の知識を取得します(大学院1-4年)。
  5. 卒業までに、血液専門医、がん治療認定医、がん薬物療法認定医、小児血液・がん認定医、泌尿器科専門医、生殖医療専門医など、専門医取得を目指します。

コース概要

研究科 大学院医学研究科
専攻名 統合医科学専攻
養成する専門分野 小児血液・がん専門医 人数:2名
泌尿器科専門医、生殖医療専門医等取得 人数:1名修業年:4
授与する学位 博士(医学)

取得が見込まれる資格

認定機構名(学会名) 日本小児血液・がん学会
学会との連携 日本小児血液学会は、小児血液疾患および小児がん領域に関する幅広い知識と十分な経験および錬磨された技能を備える優れた臨床医を養成し、小児血液疾患および小児がんの子どもたちに質の高い専門医療を提供するために、専門医制度を設けています。取得には、小児科専門医に加え、日本がん治療認定医機構がん治療認定医または日本血液学会血液専門医を取得している必要があります。
資格名 日本泌尿器科学会
学会との連携 日本泌尿器科学会専門医制度は泌尿器科の進歩に即応して泌尿器科臨床の健全な発展普及をうながし、高度な知識と技術を習得した臨床医を養成し、国民の健康増進に貢献することを目的としています。

入試情報

入試情報・募集要項 京都府立医科大学:入試情報
連絡先 京都府立医科大学学生課大学院担当(電話075-251-5227)