スタッフ養成コース
ゲノム世代細胞検査高度診断コース

代表 ご挨拶

コース責任者:教授 山本 浩文

細胞診の検査は、患者様や被検者から採取された細胞を固定、染色し、顕微鏡で観察して悪性細胞か否かを判定するもので、がんの診断と治療に応用される重要な検査法です。細胞診検査を行うには病理組織・細胞診断学をはじめ高度な知識と技術が必要です。がんの診断と治療においては、近年開発された分子標的薬等の応用には、がんの病理組織学的検索(組織型や細胞形態学的検査)が重要であり、さらに、現在ではゲノム情報が必要となってきました。本コースは、分子病理学教室に設置され、分子生物学的分野の研究とともに、癌診断の担い手である細胞検査士を養成しています。修士課程の研究とともに病理組織・細胞診断学を勉強します。また、大阪大学医学部附属病院・阪大微生物病研究会とも密に連携して実地修練を行います。

スタッフ紹介

特任教授 南雲 サチ子

細胞検査士(CT)とは、癌の検査法の一つである細胞診検査を行う専門の資格を有する臨床検査技師のことで、癌診断の担い手です。私は、本コースに赴任するまで、がん専門病院でCTとして勤務し多くの細胞診の経験を積んできました。「がんプロ」の第1期目から細胞検査士コースを担当しています。臨床医や患者様から信頼されるCTをめざして一緒に勉強していきましょう。

助教 横山 雄起

私は、阪大の医学部保健学専攻博士課程に在学時に「がんプロ」1期目が始まったので、細胞検査士コースを経てCTの資格を取得しました。その後、米国に4年半研究員(ポスドク)として留学し、現在は保健学科で教育指導および研究活動を行っています。本コースでは主に修士課程の研究指導を行っています。

講義風景

修士1年生(M1)時では、修士課程の単位取得に必要な講義および研究指導を受けながら、教室では病理組織・細胞診関連の講義および顕微鏡実習が中心です。M1の後期後半からは、教室での授業とともに、毎週1~2回阪大微生物病研究会・大阪大学医学部附属病院で実際の細胞診の指導(実地修練)を受けます。修士2年生(M2)時には、修士課程の研究を続け、教室では細胞診の顕微鏡実習と阪大微生物病研究会・大阪大学医学部附属病院での実地修練が続きます。そしてM2の10月に細胞検査士資格認定試験を受験します。

受講生の感想です「小人数のアットホーム的雰囲気で勉強しています。細胞形態の把握は難しいですが、その分習得できた時の喜びも大きくなってきます。修士課程の研究とともに細胞検査士の資格取得に向けて日々頑張っています」

コース概要

研究科 大学院医学系研究科
専攻名 保健学専攻
養成する専門分野 細胞検査士
人数 4名
修業年 2年
授与する学位 修士(保健学)

取得が見込まれる資格

認定機構名(学会名) (公益社団法人)日本臨床細胞学会
資格名 細胞検査士
資格条件 受験資格は臨床検査技師の有資格者で、資格取得後細胞診の実務経験が1年以上必要。 また細胞検査士資格認定試験は、1次試験(筆記と画像問題)の合格者が2次試験(実技と鏡検)に受験できる。

入試情報

入試情報・募集要項 平成29年度 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 博士前期課程学生募集要項
連絡先 山本 浩文
e-mail:hyamamoto@sahs.med.osaka-u.ac.jp

リンク

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