がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン
地域・職種間連携を担うがん専門医療者養成

平成25年度活動報告

「OCNS事例検討~コンサルテーション技法の実際~」

平成26年3月8日(土)に、新大阪丸ビル別館講義室において、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻主催のがん看護能力スキルアップセミナー・インテンシブコースを開催しました。  がん看護専門看護師および修了生、CNSコースの大学院生を対象に、京都大学大学院教授 田村恵子先生に「コンサルテーション技法の実際」について事例をもとにファシリテーションしていただきました。土曜日の午後開催にも関わらず、全国各地より総数52名の参加がありました。  前半は、『フィッシュボール』形式のロールプレイで、コンサルティ役とコンサルタント役による、実際のコンサルテーションを参加者に見ていただき、どのようにコンサルテーションを進めていけばよいのかを話し合いました。参加者からは、「実際にコンサルテーションを行っているところに、具体的なアドバイスが加わることで、自分自身がどのようにコンサルテーションを行っていく必要があるかを理解できた。」などの意見があり、コンサルテーションのプロセスを振り返る機会となりました。後半は、4人1組のグループに分かれてコンサルテーションのロールプレイを行い、コンサルテーション技法について話し合いました。ロールプレイをすることで、「コンサルティの気持ちが分かった。」「客観的な視点でコンサルテーション技法を考えることが出来た。」との反応があり、CNSとしてコンサルテーション技法を振り返る貴重な時間を過ごすことが出来ました。

第2回大阪大学放射線治療セミナー

平成26年2月8日に、第2回大阪大学放射線治療セミナーを開催した。セミナーの事前参加希望者は200名を超えていたが、悪天候のため実際の参加者は164名であった。今回のような放射線治療機器メーカー5社によるご発表は前例がなく、とても有意義であったとのお声を多く頂いた。最後のシンポジウムでは、予定時間を超過するほど質問が相次ぎ、観衆の関心の高さが伺えた。

兵庫県立大学看護学研究科インテンシブコース

内容 『がん医療における最新情報!』がん看護に必要な”生殖医療”の知識
◎講演1:若年性がん患者が抱える課題 13:00~15:00
対象:がん看護実務経験5年目以上程度 
◎講演2:がん治療における生殖医療の可能性 15:30~17:30
対象:がん看護専門看護師、修了生、CNSコース大学院生
講師:清水千佳子先生
(独立行政法人国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科外来・病棟医長)
日時 平成25年12月20日(金)講演1:13:00~講演2:15:30~
場所 新大阪丸ビル別館5階会議室5-1
住所:大阪市東淀川区東中島1-18-22電話:06-6325-1302
報告 アンケート結果

がん看護能力スキルアップコース

「抗がん剤の安全な取り扱いと曝露対策」

平成25年11月16日(土)に、大阪大学医学部保健学科において、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻主催のがん看護能力スキルアップセミナーを開催しました。

看護師および訪問看護師を対象に、「抗がん剤の安全な取り扱いと曝露対策」をメインテーマに、東京医科大学医学部看護学科教授平井和恵先生より「抗がん剤の取り扱いと曝露対策」についてご講義を頂きました。続いて、講義に連動させながら、日本ベクトンディッキンソン株式会社様、テルモ株式会社様にご協力を頂き、曝露対策の演習を行いました。土曜日の午後開催にも関わらず、近畿圏内の各地より総数72名の参加がありました。平井先生のご講義を熱心に聴かれ、その後の演習では各社の練習用キットを用いながらプライミングなどの調剤や薬剤の飛散状況を確認する演習などが行われました。日頃、曝露対策に携わる看護師さんもそうではない方も、今日の講義・演習を通してハザーダス・ドラッグの安全な取り扱いに関する知識や理解を高め、多職種共働で組織的な取り組みを実践していくことの重要性を認識する機会となり、有意義なセミナーとなりました。

がんプロ近畿3拠点合同事業FD講習会

平成25年11月12日(火)に、大阪大学中之島センターにて「近畿大学拠点」「京都大学拠点」「大阪大学拠点」の近畿がんプロ3拠点の合同事業として、FD講習会を開催いたしました。

行政職の皆様にもご参加いただき、特別講演として順天堂大学の樋野興夫教授より「がんプロの2つの使命」と題してお話をしていただきました。

適志会シンポジウム

「がん医療と多職種連携」平成25年11月9日(土)に、大阪大学医学部医学科講義棟視聴覚室Aにおいて、HandaiMedicalParty適志会主催のもと、「がん医療と多職種連携」が開催されました。適志会とは、医学生。看護学生をはじめとする医療系の大学生を中心に活動しているサークルです。専攻分野にとらわれずに、「がん医療」やがん医療における多職種連携の大切さを知ってもらいたいといった主旨で、阪大がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン共催、医学科教育センター協力のもと開催されました。土曜日開催にもかかわらず、大阪大学の学生さんの他、兵庫県立大学、関西医科大学、神戸薬科大学、神戸学院大学、武庫川女子大学、京都府立医科大学、京都薬科大学、鈴鹿医療科学大学、島根大学と各地の大学から集まってくださいました。阪大病院の古川秀樹病院長による開会挨拶のあと、松浦 成昭教授によって「がん医療へのいざない」と題した講演が行われ、続いて細胞検査士、薬物療法専門医、がん専門薬剤師、放射線治療医、医学物理士、緩和医療委、がん看護専門看護師の各職種に関する詳しい紹介をしていただきました。その後、模擬キャンサーボードを行い、参加した学生さんたちはそれぞれが患者さん家族の立場で症例について話し合いました。どのグループも活発なディスカッションが行われており、交流を深めている様子でした。続いて懇親会も行われ有意義な時間を過ごすことができました。

2013年連携7大学市民公開シンポジウム

平成25年10月15日(火)中之島センター10階ホールにて、市民公開シンポジウムを開催いたしました。2部構成のシンポジウムで、第一部は、落語家故六代目笑福亭小喬さんの夫人塚本けいこさんに「がんは一人では立ち向かえない」をテーマにご講演いただきました。第2部は、患者会の皆様と医療者が本音をぶつけ合いながら討論を行いました。大変盛況のうちに終えることができました。ご講演くださいました塚本様、ご協力くださいました患者会の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

先駆的がん看護開発研究者養成コースがん看護研究能力セミナー

「EBPにおけるシステマティックレビューの重要性とシステマティックレビュー方法論の実際」平成25年9月19日(木)に、大阪大学医学部保健学科において、先駆的がん看護開発研究者養成コース主催でがん看護研究能力セミナーを開催しました。日頃、研究指導に携わる大学教員や臨床で活躍する専門看護師、大学院生を対象に、「EBPにおけるシステマティックレビューの重要性とシステマティックレビュー方法論の実際」をテーマに、関西国際大学保健医療学部看護学科准教授今野理恵先生よりご講演頂きました。平日の開催にも関わらず、東京や近畿圏内各地よりご参加を頂き、学内からの参加者を合わせると、総人数50名の参加があり、参加者は熱心に講演を聴かれている様子がうかがえました。今野先生のお話はとても分かりやすく、システマティックレビュー研究やEBPの概要、システマティックレビューのプロセス、実際のプロトコル作成などについてご講義頂きました。看護実践に有用なエビデンスに基づいたシステマティックレビューについて学ぶ有意義な機会となりました。

第11回阪大医学物理セミナー報告

平成25年9月17日(火)、18日(水)に、第106回日本医学物理学会学術大会とのジョイントとして、「粒子線治療とその周辺」というテーマで国際スクールを行った。海外からは、米国・インディアナ大学、ミネソタ大学、オランダ・グロニンゲン大学より講師を迎え、また、国内からは日本を代表する粒子線治療施設である放射線医学総合研究所や、兵庫県立粒子線医療センターの先生方にお越しいただいて、総勢10名の先生方に講演をしていただいた。学会と並行して行ったこともあり、参加者は150名を超え、予想を大幅に上回った。日本における粒子線治療への関心が高いことが伺えた。

大阪大学PHITS2講習会報告

平成25年8月30日(月)‐9月1日(火)に、高度情報科学技術研究機構の仁井田浩二氏、日本原子力研究開発機構の佐藤達彦氏を講師に迎え、粒子・重イオン輸送汎用モンテカルロシミュレーションコードPHITS2の使用方法に関する講習会を行った。参加者は26名あり(大阪がんプロ・医学物理コース2名の学生を含む)、医学物理への適用ができる最低限の使用法を取得した。特に、X線治療シミュレーションや、CT画像からボクセルファントムを作成する方法などは、今後の医学物理研究に大いに役立つはずである。

神戸薬科大学第6回シンポジウム

2013(H25)年7月21日(日)「緩和医療の最前線」をテーマに、神戸薬科大学第6回シンポジウムが神戸薬科大学ききょう記念ホールで開催された。大阪大学大学院医学系研究科恒藤暁教授の基調講演を初めに、開業医、看護師、病院薬剤師のシンポジストにより多職種連携による緩和医療推進の重要性が報告され、パネルディスカッション時にはフロアからも活発な質問が行われ、緩和医療についての理解が深まった実践的なシンポジウムとなった。(参加者229名)

  • 写真左:恒藤暁先生(大阪大学大学院教授)
  • 写真中央:岡本禎晃先生(市立芦屋病院薬剤部長)
  • 写真右:松尾美由起先生(松尾クリニック院長)
  • 写真左:矢田みゆき先生(松尾クリニック看護師)
  • 写真中央:笠原庸子先生(広島県立病院薬剤師)
  • 写真右:質疑風景

放射線治療看護の実践に必要な放射線治療計画の基礎知識

平成25年7月28日(日)に、大阪大学中之島センターにおいて、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻主催のがん看護能力スキルアップセミナーを開催しました。病院看護師および訪問看護師を対象に、「放射線治療看護の実践に必要な放射線治療計画の基礎知識」をメインテーマに、大阪大学大学院医学系研究科医用物理工学講座教授小泉 雅彦先生より「放射線治療計画の基礎知識」についてご講演頂きました。続いて、兵庫県立成人病センターがん看護専門看護師橋口周子先生より「治療計画より得られる情報の看護への反映」についてご講演頂きました。連日の猛暑、日曜日の午後開催にも関わらず、近畿圏内の各地より合計114名の参加があり、熱心に講演を聴かれている様子がうかがえました。日頃、放射線治療に携わる看護師さん方の参加のみならず、今回の講演では、患者さんをケアする時に放射線治療を理解しようとする動機づけにもつながり、基礎的な知識を習得できる有意義な機会となりました。

神戸薬科大学第2回・第3回がんプロ講演会

神戸薬科大学では、第2回がんプロ講演会を5月18日(土)、第3回がんプロ講演会を6月1日(土)に開催しました。この第2回及び第3回講演会は、2回連続のシリーズとして「臨床研究・臨床試験に関するテーマ」を取り上げ、臨床試験の現状、臨床試験開始から結果公表までの流れ、国内外における臨床研究登録制度や世界共通のデータ標準CDISCについて、公益財団法人先端医療振興財団臨床研究情報センターの永井洋士副センター長をはじめ5名の先生方にご講演をいただきました。

【第3回がんプロ講演会】

日時 平成25年6月1日(土)13:00~14:40
場所 神戸薬科大学(10号館4階会議室)
講演
(1)臨床研究・試験情報の登録-国内外における登録制度の現状-
(公財)先端医療振興財団臨床研究情報センターグローバル開発推進部国際連携グループ
武内亜希子先生
(2)世界共通のデータ標準CDISCについて-臨床試験における適用-
(公財)先端医療振興財団臨床研究情報センターeクリニカルソリューション部
城野隆子先生
工藤陽加先生
  • 写真左:武内亜希子先生
  • 写真左:城野隆子先生(左側)と工藤陽加先生(右側)

【第2回がんプロ講演会】

日時 平成25年5月18日(土)13:00~14:40
場所 神戸薬科大学(10号館4階会議室)
講演
(1)わが国アカデミアにおける橋渡し研究と臨床試験の現状
(公財)先端医療振興財団臨床研究情報センター副センター長永井洋士先生
(2)がん臨床試験の流れと支援体制-臨床試験開始から結果公表まで-
(公財)先端医療振興財団臨床研究情報センター
クリニカルオペレーション部研究管理グループ楠康代先生
  • 写真左:永井洋士先生
  • 写真右:楠康代先生

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