がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン
地域・職種間連携を担うがん専門医療者養成

修了生からの声

先端的がん薬物治療専門医・研究者養成コース
「旧:腫瘍内科専門医養成コース」

林 義人(平成23年度修了)

がんプロフェッショナル養成プランを経験して

私は消化器内科領域を専攻し、その診療に従事してきましたが、その領域にて悪性疾患に対する診療は重要な位置を占めています。疾患側から見れば、その影響は消化器領域のみならず、循環・呼吸・代謝など全身への影響と、病理・画像・基礎医学などの幅広い知識を要求され、さらに患者や家族への精神的ケアまで必要です。それらを学ぶことは、現教育システムでは困難な面があり、臨床腫瘍学専門医を志す私にとってはまさに願ったり叶ったりのプランでありました。がんプロフェッショナル養成プラン開始1年目でありましたが、幅広く臨床腫瘍学の知識を持たれた指導医のもと非専門領域の疾患について詳細に勉強でき、大変有意義な時間を過ごしました。さらに、各領域の専門医による講義や、キャンサーボードによる討論は大変勉強になりました。臨床腫瘍学はいまだ黎明期ですが、日本人の疾患構造からは需要の大きい分野であり、この養成プランはさらに充実させていただくべきものであると実感しております。

高橋 良 (平成22年度修了)

がんプロ(血液・腫瘍内科ローテーション)の感想

卒後11年目の呼吸器内科医としてがんプロのintensivecoarseで血液・腫瘍内科病棟で2ヶ月間働かせていただきました。たまたま同期の指導医のもと、新入院5名を含めて7名の患者さんの担当医として診療にあたりました。未経験の抗体治療薬や抗がん剤を使用し、日頃行っている肺癌の化学療法に比べ、より高い効果が要求されるだけでなく、より強い副作用のでる治療を実際に行うことで、普段意識してないこと(ダイナミックな抗腫瘍効果、長期間の骨髄抑制や、治療を前提としたうえで治療前に不妊や二次発がんの説明をすることなど)を経験することができました。一定の診療年数を経た後に他科での診療体験をもつことで、日常の肺癌診療において行っていた1つ1つのことを新鮮な視点から客観的に見つめ直すきっかけにもなりました。ローテーション後に、指導をしていただいた先生方と診療科の垣根を超えた関係を築くことができたことも有意義であったと思います


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